暗いアパート
作詞・作曲:細身のシャイボーイ
螺旋階段が素敵ね と言って決めたんだ
二人で暮らした川沿い古いアパートは
貧乏したけれど 仲むつまじく暮らしてた
お前が黙って部屋を出て行ったあの日まで
「ごめんなさい」の手紙 ポストに入っていたよ
独りにしないでくれ 二人ぽっちに慣れてしまってたのさ
Tonight… 夜を明かしても
いない… お前はどこをみても
くらい… 部屋の中でもう
お前無しの朝 積み重ねていくのはもう 辛い
隠し事する場所もないと笑った狭い部屋
お前がいなくなっただけで持て余している
鍵はあいたままさ いつでも帰ってこいよ
それさえ伝えられずに 今夜もまたきっと眠れないのさ
かつんかつんと階段昇ってくるお前の足音が
いまにも聞えるんじゃないかと耳を澄まして目を閉じる
ゆらり ひらり るらり 目を閉じていると
ふらり すらり となり お前がいるような気がして
ひとり きらり ぽつり 名前を呼ぶよ
返事がないことなんて分かっているけど
夢見たっていいだろ
Tonight… 夜を明かしても
いない… お前はどこをみても
くらい… 部屋の中でもう
お前無しの朝 積み重ねていくのはもう 辛い