日々ロック第4部最終話感想


 

 

最初は自分の中で感じたことを記録しておこうと思って毎週日々ロックの感想を書いてきましたが、とうとう4部も最終話となりました。

 

3部が終わったときに僕は

「きっとここから日々沼さんたちはどんどん順調にスターになっていくんだろうな」

と予想していたので、4部の展開は全くの予想外でした。

 

様々な事情で思った通りに事が進まない、停滞してしまう様子は読んでいるこっちもなんだか悔しいというか、歯がゆい気持ちになることがありました。

 

もともとは同じ立場で切磋琢磨していたはずの宇田川咲がどんどんスターへの道を進んで行ってしまう。でも自分たちは地元から出ることすらできない。

 

そんな苦しい状態の中、少しずつ自分の目指す道が見えてくるラストの3話くらいは読んでいるこっちも勇気が湧き出るようでした。

 

そして最終話の「サラウンド」。

 

 

とても力強いロックンロールが聴こえました。

辛かった半年間もきっとこの瞬間のためにあったのだと思わせてくれるような歌でした。

 

 

素晴らしいロックンロールを聴いた後に陥るある感情が僕にはあるのですが、最終話を読んだ後にもその感情を抱きました。

 

「じゃあ、音楽って何なのだろう?ロックンロールってなんなのだろう?」

 

とも考えてしまいますが、それこそ無意味なことなのだろうとも思います。

 

 

心に光る一瞬のあの煌めきが僕は好きで音楽をやっているし、聴いているし、日々ロックを読んでいるのだろうと思います。

 

4部完結、心に五月風が吹くような清々しい気持ちになりました。ありがとうございました。

 

 

 

 

 

来週のヤングジャンプには第二回日々ロックフェス開催の詳細が掲載されるようです。

 

前回は連載中にオーディションが行われたことを考えると、もう出演アーティストが決まってしまっているのでしょうか…

 

細身のシャイボーイとしてなんとしても絶対に出演したいと思っていたのでとても残念です。

 

 

第一回の日々ロックフェスで初めてバンドと共演して、

「やっぱりバンドってすごいな、バンドマンって優しいんだな、でも僕も負けていないな、やれるな!」

 

と思ったことが今こうして歌っている原動力になっています。

 

あれから半年以上が経ち、自分の音源を作ったり、ビデオを撮ってみたり、たくさんのライブを重ねて、細身のシャイボーイはかなりパワーアップをしていると思います。

 

ただ、「思っている」だけで確信を持っているわけではありません。

 

もう一度、日々ロックを愛している人たちの前で全力で歌って、それを確かめたい想いでいっぱいです。

 

木曜日の発表がオーディションの告知でありますように!

 

そう願ってやみません。

 

 

 

まぁ、分からぬことを心配していてもしょうがないので、新しい曲作ってギターの腕も鍛えてきますね。

 

最近、久しぶりに「曲がたくさんできるよ期間」に入ったようで、どんどんメロディーが浮かんでくるんだ。

 

いつかこれを読んでくれているあなたに聴いてもらうことができるように頑張ってみます!

 

さようなら。